
いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。 前回の「妊娠5週目」では、不妊治療の末の奇跡的な妊娠確定と、静かに忍び寄るつわりの始まりについてお届けしました。
今回はその続き、妊娠6週〜7週の記録です。ついに本格化する「食べづわり」と仕事の両立、そして過去の流産経験からくる張り詰めた不安の中、祈るように向かった「心拍確認」の日のエピソードをお届けします。今まさに、のどの不快感や「何も食べられない不安」と戦っているあなたの、少しでも心の支えになりますように。
1. 妊娠6週〜7週の赤ちゃんってどんな状態?大きさと成長の目安
妊娠6週〜7週頃は、エコー写真で赤ちゃんの心拍が確認できるようになる、初期のとても劇的な時期です。プレママ向けの妊娠記録アプリを見ると、この時期の赤ちゃんは「米粒」から「ブルーベリー」くらいの大きさ。7週目までは医学的には「胎芽(たいが)」と呼ばれ、脳や脊髄、目や耳などの重要な器官が猛スピードで造られているそうです。
私の場合、6週0日目の診察時は、まだ人間の形にはなっていないものの、エコーの画面には3.7mmの小さな小さな姿が映し出され、ピコピコと元気に動く心拍をハッキリと確認することができました!

小さな心臓が一生懸命動いているのを見た時は、本当に愛おしくて、張り詰めていた心がすーっと解けてホッとしました。
ただ、過去に流産の経験があったため、「嬉しい」という気持ちと同じくらい、「どうかこのまま無事に育ってほしい」という強い不安が常に背中合わせにありました。精神的にも本当にギリギリの時期を過ごしていました。
※ブログをお読みいただく方へ ここに書いている症状や赤ちゃんの成長具合は、あくまで私個人の体験談です。妊娠の経過には個人差がありますので、不安なことや体調不良がある場合は、必ずかかりつけの産婦人科医にご相談くださいね。
2. 突然本格化した「食べづわり」。10分に一口のサンドイッチで凌ぐ仕事
6週目に入ると、空腹を感じた瞬間に激しい胃のムカつきに襲われる、本格的な「食べづわり」が始まりました。
仕事は予定通りこなしていましたが、8時間にも及ぶ長丁場の委員会を乗り切った日は、本当にフラフラでした。途中で気持ちが悪くなり、何度も席を離れてトイレに駆け込みながらも、なんとか気力だけで仕事をこなす日々。
特に夕方は、強烈な空腹感と不快感がピークに達します。だからといって一気に食べるとそれはそれで猛烈に気持ち悪くなってしまうため、サンドイッチを「10分に一口分ずつ」こまめに口に放り込むという方法で、なんとか毎日の仕事を凌いでいました。

また、この時のもう一つの救世主がレモンソーダでした。胃のムカつきが酷い時、酸味のある冷たい炭酸水を飲みたくなり、いざ飲んでみると一時的ではあるものの、胃の詰まりがスッと通るような感覚がありました。一気に飲むと気持ち悪くなるかもしれないので、小まめに補給していました。しかも、この時は無糖タイプが特に気に入っていました。レモンソーダ、ましてや無糖タイプのレモンソーダを私が必死になってコンビニや自販機で探す日が来るとは夢にも思いませんでした。

「妊娠中に食の好みが変わるってほんとなんだ!」と驚きました。レモンソーダは一時的につわりを忘れさせてくれる神アイテムでした。
身体のしんどさもプレッシャーも限界に近かったため、つわり悪化の予防も兼ねて、この頃から週末にクリニックへ「つわり点滴」に通い始めるようになりました。
3. 食欲激減と栄養への不安。「のどに胃カメラ」状態での営業
7週目に入ると、つわりのしんどさがさらにレベルアップしていきました。 午前中から頭がフラフラで、常に「のど元にずっと胃カメラのチューブを入れられているような気持ち悪さ」と頻繁な吐き気に襲われるようになったのです。夜にはついに嘔吐してしまう日も出てきました。
食事を摂れる量が一気に減ってしまい、「こんなに栄養をとらなくて、お腹の赤ちゃんは大丈夫なのかな……」と、毎日のように不安と罪悪感に押しつぶされそうになっていました。

気持ち悪い……でも、赤ちゃんに栄養を届けなきゃいけないのに。ちゃんと食べられない日が続く中で、不安と焦りが募っていきました。
耐えかねてクリニックの先生に相談してみたところ、こんなアドバイスを貰えました。

妊娠6〜7週の赤ちゃん(胎芽)は、まだ数ミリから1センチ程度の大きさ。成長のために必要とする栄養素の量はごくわずかだから、この時期にお母さんが一時的に栄養を摂れなくても、そこまで気にすることはないよ。
この言葉に、どれほど救われたか分かりません。 後から厚生労働省のサイト(女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|妊産婦のための食生活指針)を見てみても、『胎児はまだ小さくてそれほどのカロリーが必要なわけではないから、たくさん食べる必要はない』と書かれており、心の底からホッと胸をなでおろしました。
カロリーはそこまで必要ない初期ですが、その一方で、水とビタミン(特に葉酸)は赤ちゃんにとって非常に大切だと、クリニックの先生からも言われていました。私は不妊治療の時からずっと飲むようにしていたので、「ご飯は全然食べられなくても、水分補給と葉酸サプリだけは死守しよう!」と、これだけは意地でも毎日欠かさずに続けました。その行動が、何も食べられない日々の唯一の心の拠り所にもなっていました。
食欲不振が続き体調が不安定な中でも、対外的に妊娠のことをまだ言いたくないという思いもあり、夕方の会社訪問前などは車の中で恐怖に怯えていました。けれど、いざお客様の前に立つと、不思議なことに「営業モード」のスイッチがパチッと入り、嘘のようにシャキッと仕事をこなせるときもありました。働く女性の底力に自分でも驚きつつ、週の後半にはついに限界が来て、1日だけ体調不良で仕事を早退させてもらうことに。「無理のしすぎは本当に禁物だ」と痛感した一週間でした。
今週を乗り切るための私の味方
過酷な6〜7週目をなんとか生き延びるために、私が頼り切っていた救世主たちです。
- こまめな「小分け食べ」アイテム
空腹時の血糖値の急降下を防ぐため、私の相棒は「サンドイッチ」と「6Pチーズ」でした。一口サイズでパクッと食べられるチーズは、夜寝る前の胃もたれ対策にも本当に重宝しました。
- スカッと爽快「レモンソーダ」
胃のムカつきが酷い時、無性に炭酸水が飲みたくなりました。普段はソーダ水なんて全く飲まないのに、毎日のようにソーダ水を買うなんて生まれて初めての経験でした。口の中がサッパリして一時的につわりを忘れさせてくれる神アイテムでした。
- 毎日続けやすい「葉酸+鉄」のサプリ
エピソードでも触れましたが、初期の赤ちゃんにとって必須なのが葉酸です。いくつか試した中で、つわり期でもダントツで続けやすかったのが、ビーンスタークマムの「毎日葉酸+鉄」です。 1日たった1錠でOKな上、水なしでポリポリ噛んで服用できるチュアブルタイプ。つわり中で味覚が敏感な時期でも、甘みのあるさっぱりしたレモン味で美味しく続けられました!(あくまで私個人が続けやすかった商品として紹介しています。効果には個人差があります。 )
- つわり点滴
まだ動けるものの、6週目から、予防とエネルギー補給を兼ねて点滴に通い始めました。私にとっては、無理をして倒れる前に早めに医療を頼る選択が、仕事と妊娠を両立する上での大切なお守りになりました。
まとめ&同じ時期を過ごすプレママへ
妊娠初期の6〜7週目は、外見からは全く妊婦だと分からないのに、体の中では凄まじい変化が起きていて、精神的にも肉体的にも本当にしんどい時期です。何も食べられない自分を責めて、泣いてしまう夜もありますよね。
でも、赤ちゃんは自分自身の力で、今この瞬間も一生懸命育っています。私の場合は、たくさん食べられなくても赤ちゃんは育ってくれました。今は「いかに自分が楽に過ごせるか」だけを最優先にして、休める時は罪悪感なくベッドにダイブしてください。私はこの2つを相棒に、なんとかこの時期を乗り越えました。
次回は、いよいよつわりの大波が到来……。【妊娠8週〜9週】水すら飲めないつわり絶頂期と、トラウマを抱えながら挑んだ「9週の壁」。そして、フラフラになりながら手にした母子手帳のエピソードをお届けします。一緒に一歩ずつ進んでいきましょうね。

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