第9話 「不妊外来に通い始めて1ヶ月——タイミング療法と、心が軽くなった理由」 

不妊外来での検査を通じて現状が明確になり、漠然とした不安が解消されていく様子を描いた体験談マンガ

マーマ
マーマ

こんにちは、マーマです! 妊活編第9話は、不妊治療クリニックに通い始めて1ヶ月が経った頃の記録です。 「もっと早く来ればよかった!」と思うほど、一人で抱えていた見えない不安が晴れ、前向きな気持ちになれた時期。ステップアップへの恐怖が和らいだ出来事や、当時の率直な心境の変化を綴っています。 

第9話 「不妊外来に通い始めて1ヶ月——タイミング療法と、心が軽くなった理由」 

卵管造影検査を終え、排卵日らしき日にタイミングも取れた。今日からはルトラールという着床を助ける薬も始まる。さあ、検査後は妊娠しやすくなると期待されているこの時期を活かして、人工授精に進まずに妊娠できるか。数ヶ月間の勝負だ。

思い返せば、不妊外来に通うまでの1年あまり、子授けの神社へのお参り、突然気になりだした風水に風呂掃除——いろいろと取り組んできた。とにかく何かにすがりたかった。ようやく結婚し、仕事のタイミング的にも今しかないという時期なのに、1年以上妊娠できない——そのじりじりとした焦りを、少しでも和らげたかった。それでも妊娠には至れずに不安ばかりが募る日々だった。

でも、不妊外来に通い始めた今は違う。タイミング療法でうまくいかなければ人工授精へ、それでもダメなら体外受精へ——そういう意気込みが持てるようになった。

もちろん、周りで順調に自然妊娠していく姿を見ると羨ましい気持ちになる。

けれど、行動に移せたことで、今もまだ妊娠はしていないけれど、心はずいぶんと軽くなっている。これも、私にとっては貴重な経験だ。

先日、会社の先輩や同僚と立ち寄った居酒屋で、先輩のご家族も不妊治療をされていたという話になった。カウンター越しに店主も話に加わって、気づけばかなり盛り上がっていた。

そこで知ったのが、体外受精も静脈麻酔を使えば痛みなく卵子を採取できるということ。いわゆる「採卵」も結構恐怖を感じていたので、静脈麻酔を使えるというのは目からうろこだった。

また、今通っているクリニックの体外受精による妊娠率は、30代だと高い妊娠率を示している。

クリニックを探すときに目にしたけど、改めて夢があると希望が持てた。また、静脈麻酔については、後日クリニックでも確認してみようと思った。友人たちの話に触れると、次のステップへ進むことへの恐怖が、また少しほどけた気がする。クリニックに通い始めてここ1ヶ月で、妊活で先行きが見えずに立ち込めていた心のモヤがだいぶ晴れてきた気がする。

30代も半ばとなり、仕事は充実している。大学卒業後から一生懸命仕事に励みつつも、人生設計もある程度は考えてきたつもりだった。理想からすれば、すでに2人こどもを育てていたかったくらいの年齢だ。

仕事以外の自分の人生も大切にしたい。小さな子を見かけると、これまで以上に”かわいいな”とつい目が留まる。同世代の女性が赤ちゃんを抱っこしていると、まさに”隣の芝生”とはこのことだと思う。

仕事と子育てを両立する女性になること——それは子どもの頃からずっと持ち続けてきた夢だけど、私が思い描く理想の姿にはなれていない。

クリニックに通い始めてから、「もっと早く不妊外来に通い始めればよかった。」という思いが何度も頭を巡ってきたけど、“やれるだけのことは励めている”という納得感が心を安定させてくれていることにも気づけた。

踏ん切りをつけてようやく通い始め、本当に良かったと思っている。


※当ブログは個人の体験談であり、医療的アドバイスを提供するものではありません。検査や治療の内容・効果には個人差があります。必ず専門医にご相談ください。


マーマ
マーマ

「なんでもっと早く病院に行かなかったんだろう」というのは、不妊治療を始めた誰もが一度は通る道かもしれませんね。でも、この時の前向きな決意があったからこそ、今に繋がっているのだと思います。 さて、心も軽くなり、着床を助けるお薬(ルトラール)も飲み始め、万全の体制で迎えたゴールデン期間最初の周期。次回(第10話)は、皆さんも身に覚えがあるであろう、あの「期待と不安のソワソワ期」に突入します! 

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