みなさん、こんにちは!マーマです。
プリスクール(英語保育園)に子どもを通わせていると、避けては通れない「あるある」な悩みがあります。
それは……「親自身の英語力、どうするの問題」です!
「子どもには英語を身につけてほしいけれど、親の私は英語が全く話せない」

今回は、そんな英語コンプレックスの塊だった私が、入園から半年を過ぎてようやく自分自身の殻を破り、「娘と一緒に学ぶ決意」をしたお話をしたいと思います。
1. 入園式の優しい言葉と、分厚い「言葉の壁」
娘のプリスクールの入園式。ネイティブの先生が、私たち保護者に向かってこんな言葉を強調してくれました。
「Don’t be scared! Please talk to me.(怖がらないで、どんどん話しかけてくださいね!)」
入園式やイベントでのアナウンスは、保護者向けにとても分かりやすい英語でゆっくり話してくれるため、リスニングとしては何とか理解して楽しむことができました。
「よし、私も頑張って話しかけてみよう!」と最初は思ったのですが……いざ日常の送迎でネイティブの先生を目の前にすると、頭が真っ白に。言葉が全く出てこず、結局「Hello」「Thank you」「Have a nice weekend」といった超・定型文の挨拶を笑顔で繰り返すだけ……という期間が、なんと半年ほど続いてしまいました。
先生の中には片言の日本語が分かる方もいれば、全く分からない方もいます。
ある時、ネイティブの先生が娘の事で話しかけてくれたのですが、2回聞き直しても全く意味が分からず、結局そばにいた日本人の先生に通訳してもらったこともありました。
また、保護者の中には英語が信じられないほど流暢な方や、ご家族で中国語や韓国語など多言語を使いこなしているインターナショナルなご家庭もおられ、その圧倒的な語学力を前に、私はすっかり萎縮してしまっていたのです。
以前の記事でもお伝えした通り、入園にあたって我が家が通う園では親の英語力は一切問われません。制度上は、私が英語を話せなくても何一つ困らないのです。それなのに、なぜ半年間も「話したい」という気持ちを持て余していたのか。
今振り返ると、単に「話せるようになりたい」というだけでなく、日々娘を見てくださっているネイティブの先生に、感謝の気持ちを自分の言葉で伝えたいという思いが、心のどこかにずっとあったのだと思います。
2. 私の心を動かした「片言の日本人ママ」の姿
そんなある日、送迎の時に私の心を大きく動かす光景に出会いました。
それは、私と同じような純日本人のママさんが、ネイティブの先生に向かって一生懸命に英語で話しかけている姿でした。
流暢な英語ではありません。ちょっと単語を考えながら、一呼吸おいて、
「Is my child still in the classroom?(まだうちの子、お部屋にいますか?)」
「I’m sorry, I forgot her indoor shoes today…(ごめんなさい、今日うわぐつを忘れちゃって…)」
と、片言の英語と身振り手振りでコミュニケーションを取ろうとしていたのです。
その姿を見た時、私はハッとさせられました。 「Thank you」だけで逃げていた私と比べて、なんて尊いんだろう。 間違えることを恐れず、知っている単語を紡いで相手に伝えようとする。その「子どもと一緒に自分も学ぼうとする姿勢」に、私はものすごく感動し、同時に強い刺激をもらいました。
後日、そのママさんと少しお話しする機会があり、もう少し詳しい事情を伺うことができました。 そのママさんは、お仕事で時折英会話が必要になる場面があり、そのために意識的に英語を頑張っているとのこと。
「文章のやり取りなら翻訳ツールで簡単にできるし、会話も同時通訳の機械がある時代だけど、それでも自分の口で発することで、人間同士の信頼感が生まれる気がするんです」
というお話が、実感のこもった言葉として深く胸に残りました。 私は素直に「尊敬します、私も頑張ります」とお伝えしました。
3. 「文法、変だった!」恥をかいて気づいたこと
「私も、あのママみたいになりたい。逃げずに向き合おう!」 そう心を決めた私は、あらかじめ伝わりそうな簡単なフレーズを頭の中で考えておき、送迎ですれ違った時に思い切って声に出してみることにしました。
でも、いざ口に出そうとすると緊張してしまい、実際に私の口から飛び出したのはこんな片言の英語でした。
「I saw you in 〇〇 yesterday!(昨日、〇〇先生を見かけましたよ!)」
「I’m sorry… too early today.(今日、登園が早すぎてごめんなさい)」
文法はぐちゃぐちゃで、断片的な単語の羅列。でも、先生は意図を汲み取って笑顔で返してくれたんです!その時は「通じた!」と心の中でガッツポーズをしてしまいました(笑)。
ただ、帰り道になって一人で振り返ると、
「あぁ〜!場所の話なんだから『in』じゃなくて『at(I saw you at 〇〇)』と言うべきだった!」
「2つ目のフレーズなんて、主語の『we are』がすっぽり抜け落ちてるじゃん!(I’m sorry we are too early…)」
と、自分の飛び出した言葉の変さに悶絶。 日本語もペラペラなバイリンガルの先生も横にいたので、あとから思い返しては赤面する……という一人反省会をしょっちゅう開催しています(笑)。
でも、それでもいいんだと思えるようになりました。 だって私はこれまで、3歳の娘を「日常的に英語で話しかけられる環境」に飛び込ませておきながら、親の自分だけは「恥ずかしいから」と安全圏に逃げていたのですから。
4. 娘にだけ負担をかけない。10年ぶりの英語学習
娘に「イングリッシュいや」という壁が訪れた時、私は「娘に大きな負担と期待をかけてしまっていたんだな」と痛感しました。
だからこそ、親である私も逃げずに、間違えて恥をかきながらでも英語に向き合う姿を見せたいと思うようになったのです。娘には日中、英語に触れる環境に身を置いてもらっているのだから、私も一緒に向き合うべきだよねという気持ちと、家庭でも私が英語に触れることで、娘の語学力の伸びにもプラスになるはずだという期待、その両方が今の私の原動力になっています。
実は私、これまで幾度となく「英語を話せるようになりたい!」と一念発起しては、フレーズを覚えたりリスニング教材を買ったりして、結局一過性で終わる……ということを繰り返してきました。気づけば仕事の忙しさにかまけ、ここ10年ほどは英語の勉強に触れることすらしていませんでした。
最初に始めたのは、寝る前の少しの時間に、娘と同じくらいの年齢の子とバイリンガルの親御さんが、日本で暮らしながら日常会話を英語で話している動画を一緒に見ることでした。刺激は確かに受けたのですが、次から次へと新しい動画に手が伸びてしまい、フレーズとしてじっくり覚えるところまでは、正直あまり結びつかない感覚がありました。
そこで切り替えたのが、字幕付きの映画を見ることです。映画は同じものを繰り返し見ることに抵抗がなく、私にとっては学びの時間でありながら、同時にリラックスできる時間にもなっています。普段はもっぱら日本のニュースやアニメを見ることが多かったのですが、そこに海外の映画を取り入れることで、一日の息抜きをしながら、昔覚えたフレーズをふと思い出したりと、無理なく英語に触れられているのを感じます。
英語字幕がない作品は日本語字幕で楽しみ、日本語・英語どちらの字幕も選べる作品は、まず日本語字幕で内容を楽しんでから、次に音声も字幕も英語に切り替えて見直す、という2段階のステップを踏むようにしています。この繰り返しのおかげで、少しずつ耳で拾えるフレーズが増えてきているのも実感しています。
思うのは簡単でも、なかなか行動に移せなかった入園からの半年間。 でも今は、先生へのつたない声かけを始め、家庭でも娘とのコミュニケーションに英語を少し混ぜてみたり、この映画を見る時間を持ったりするようになりました。
私は決して帰国子女のようなペラペラのママにはなれないかもしれません。 でも、「間違えてもいいから、伝えてみようよ!」と、一番近くで娘と一緒にチャレンジする母でありたい。

まずは3ヶ月後、先生との会話が2往復続けられることを、今の小さな目標にしたいと思います。娘の小さな背中に負けないように、私も10年ぶりの英語学習を、娘と一緒に頑張っていこうと思います!

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