みなさん、こんにちは!マーマです。
我が家が0歳児の時に「IB(国際バカロレア)教育」と出会い、プリスクールを検討し始めたきっかけについてハブ記事でも少し触れましたが、実はその裏にはある先輩ママとの出会いがありました。
当時の私は、子どもの進路について「公立か私立か、まあ5歳くらいまでに漠然と考えればいいのかな〜」くらいに思っていた時期です。

そんな私の意識を180度ガラリと変え、インター教育の「最高の成果」と「リアルなリスク」の両方を教えてくれた先輩ママとの対話について、今日はお話ししたいと思います!
1. 共通の知人を介して出会った、インター経験者ママ
すべての始まりは、あるご縁からいただいた一言でした。
「小学生の子がインターに通っていてね、家族で海外旅行に行った時に通訳をしてくれて本当に驚いたのよ!」
そんなエピソードを共通の知人から聞き、「小学生で通訳!?」とその子の育ちにすっかり興味を惹かれてしまった私は、「ぜひ機会があれば、そのママにお会いさせてください!」とお願いしたのです。
こうして、インターにお子さんを通わせている先輩ママとの対面が実現しました。
2. 0歳6ヶ月で言われた「じゃあ、そろそろ考え始める頃ですね」の衝撃
実際に先輩ママとお会いし、娘が当時「0歳6ヶ月」であることを伝えた時のことです。
先輩ママは、私の言葉を聞いてさらりとこう言いました。
「0歳6ヶ月ですか!じゃあ、ちょうど(進路を)考え始めて、動き出す頃ですね〜」
この反応に、私は頭を殴られたような衝撃を受けました! 私の中では「学校選びなんて、まだバウンサーに乗っている赤ちゃんには先の話。年長さんくらいで考えればいいや」と呑気に構えていたからです。
「えっ、0歳でもう考え始めて動き出すのが当たり前の世界なの!?」
この言葉で、私の中の教育に対するアンテナが一気にピンと立ったのを今でも覚えています。
3. 「親が英語を話せなくても大丈夫?」先輩ママが教えてくれた成果とリアル
さらに深く話を聞くと、先輩ママのお子さんは、途中で相性に合わせて転園し、英語環境にしっかり浸かる形で学び続けてきたとのこと。卒園時には「国内のインター小学校へそのまま進学できるレベル」に到達していたそうです。だからこそ、小学生で海外旅行の通訳ができるほどの成果が出たのだと知り、納得しました。
そして、私が一番心配していた「家庭での英語」について尋ねると、こんな嬉しい答えが返ってきたのです。
- ご夫婦ともに英語は話せない
- 家庭での会話は100%日本語
- それでも子どもは日本語と英語を問題なく使い分けて理解している
- 「親が英語を話せないことで、支障を感じたことは一度もない」
「親が英語ペラペラじゃないとインターは無理なんじゃないか……」と勝手に思い込んで不安だった私にとって、この言葉は心から胸を撫で下ろす安心材料となりました。
4. 一条校問題――知っておくべき現実と、その先にある道
この出会いをきっかけに、私は先輩ママのお子さんが通うインター小学校の見学に行かせてもらうことになりました。
先輩ママは、その学校での学びの質や子どもの成長には100%大満足しているとしつつも、日本の学校制度に関する「リアルな苦労」も包み隠さず教えてくれました。それは、日本国内のインターナショナルスクールの多くが、学校教育法第1条に定められた「一条校(認可校)」ではないという問題です。
一条校ではない学校には、いくつかの立ち位置がある
日本の学校には、大きく分けて3つの立ち位置があります。
- 一条校:学校教育法第1条で定められた、日本の正規の学校(公立・私立含む)
- 各種学校:一条校ではないものの、都道府県知事の認可を受けている学校
- 無認可校:そうした認可も受けていない学校
多くのインターナショナルスクールは、この「各種学校」または「無認可校」にあたります。実務面で大きいのは、各種学校としての認可を受けているかどうかで、通学定期の学生割引が使えるかどうかなど、学校側・保護者側それぞれの利便性が変わってくる点です。インターを検討される際は、志望校が今どちらの立ち位置にあるのか、事前に確認しておくと安心だと思います(先輩ママの学校がどちらだったかは、ここでは伏せておきますね)。
「地元の公立小学校では欠席扱いになる」というリアル
もう一点、事前に知っておきたいのが、一条校ではない学校に通う場合の「就学」の扱いです。日本国籍の子どもには義務教育を受けさせる就学義務があり、一条校でない学校に通うだけでは、この就学義務を果たしたことにはならない、という制度があります。
実際、娘の周りで一条校でないインターに通われている日本ルーツのご家庭に聞くと、「地元の学区の公立小学校に籍を置きながら、実際には通っていないため、書類上は欠席扱いになっている」という状況が現実としてあるそうです。
もし一条校ではない学校を具体的に検討される場合は、進学を決める前に一度、お住まいの自治体の教育委員会に相談しておくことをおすすめします。就学義務の扱いや、公立小学校との関わり方について、自治体ごとに案内の仕方が異なる場合があるためです。早めに窓口で状況を確認しておくと、後から慌てずに済みます。
こう書くと不安になってしまう方もいるかもしれませんが、次にお伝えする「その先の道」もセットで知っておいていただきたいなと思います。
中学以降の道は、実はそこまで閉ざされていない
一条校でない学校に小学部から通うことについて先輩ママが教えてくれたのは、リスクだけではありませんでした。
近年、私立中学校の中には国際コースを設けるなど、海外に目を向けた学校が増加傾向にあります。都内の難関校でも、インターナショナルスクール出身者に門戸を開く方針を示す動きが出てきているなど、従来の運用が見直されつつある例も出てきました。そうした学校では、インターの小学部に通っていた子ども(日本にルーツがあっても)を、ある意味「帰国子女」に近い形で歓迎する風潮があるとのこと。実際、先輩ママのお子さんと一緒だったお友達の多くも、進路の見通しを考慮して、小学校卒業のタイミングで日本語ベースの学校(公立・私立)に進学していったそうです。
大学進学のルートも、確実に広がっている
高校卒業後の大学進学についても、以前より道が開けてきています。
- 高校卒業程度認定試験(旧・大検)に合格すれば、日本の大学を受験する資格を得られる
- 国際基督教大学(ICU)や上智大学のように、もともとインター出身者の受け入れに積極的な大学がある
- WASC・CISなど国際的な認定機関の認定を受けている学校であれば、その認定自体が受験資格として扱われるケースがある
- 国際バカロレア(IB)のディプロマを持つ生徒向けに、筑波大学や慶應義塾大学、東京理科大学など「IB入試」を導入する国内大学が年々増えている
- 東京大学でも、70年ぶりの新学部として設置される「UTokyo College of Design」でIB生を対象とした入試の導入が予定されているなど、難関大学側の受け入れ強化の動きも出てきている
海外の名門インターでは、卒業生の進学先が海外大学になるケースが多いのが実情です。今後、日本の名門インターからも海外大学進学者が増えていけば、「インター卒=海外大学進学が当たり前」という道がより一般的になっていく可能性もあります。一方で、海外大学は学費が非常に高額なため、その道を選べる家庭は限られるのも事実です。そのため、インター育ちでありながら大学は国内で、という家庭にとっても選択肢が狭まらないよう、国内大学側の受け入れ強化の流れは今後も続いていくのではないかと感じています。
気になる学費のレンジ(あくまで目安として)
もう一つ、リアルな話として学費にも触れておきたいと思います。ただし、具体的な金額を出しすぎると学校の特定につながりかねないので、あくまでぼかした形での目安としてお伝えします。
私が住んでいる自治体の私立小学校の学費レンジで言うと、安めのところで年間80万〜100万円程度、高めのところで130万〜150万円程度という水準です。先輩ママのお子さんが通うインターは、この「高め」のレンジよりもさらに一段階上、という価格帯でした。
ここで大事な注意点をいくつか挙げておきます。
- 地域差が大きいこと:これはあくまで私が住む自治体での比較であって、全国一律の相場ではありません。都心部かどうかなどによって、水準はかなり変わってきます。
- 表示金額に含まれるもの・含まれないもの:多くの学校では、入学金や教育充実費といった費用は、案内されている年間の学費に含まれていることが一般的です。ただし、制服代や、バイオリン・フェンシングといった課外活動にかかる費用は、別途かかることが多いので、実際に検討される際は「表示されている金額以外に何がかかるか」を必ず確認しておくことをおすすめします。
- インターと一口に言っても、価格帯の幅は非常に広いこと:今回お伝えしたのは、あくまで一校の実例にすぎません。国内に複数展開しているような、いわゆる名門インター(小学校からボーディングスクールを併設しているケースも多い)になると、学費は年間400万円〜と一気に跳ね上がることもあります。「インター=この価格帯」と一括りにはできない、ということもお伝えしておきたいです。
- 学費は年度によって変わりうること:私が先輩ママからこの話を聞いた当時は、実はこのインターの学費は自治体内の私立小学校の高めのレンジよりも少し安いくらいでした。ですが、現在ではそれを上回り、少し高めの水準になっています。学費は年度によって変動するものなので、実際に検討される際は、必ず各校の最新の募集要項で確認することをおすすめします。
それでも、この道を選んだ理由
「そういった制度上のリスクや不便さを抱えながらも、我が子に与えたい学びの内容に納得しているから、私たちはこの道を選んだの」
そう語る先輩ママの姿に、私は「親として我が子の教育を選ぶ覚悟」を見た気がしました。
まとめ:選択肢を知ることからすべてが始まる
0歳6ヶ月の時にこの先輩ママに出会えていなければ、私はインターという選択肢をハッキリと意識しないまま、時間だけが過ぎていたかもしれません。
- 0歳からアンテナを張ることの大切さ
- 親が英語を話せなくても子どもは育つという安心感
- 一条校ではないという制度上の現実と、その先に広がっている道の両方
キラキラした部分だけでなく、泥臭いリスクまで教えてもらえたからこそ、私は逃げずに自分の頭で「娘にとって最高の環境とは何か?」を考え始めることができました。
どんな進路を歩むにせよ、まずは世界を広げる「英語力」を最高の形でプレゼントしたい。そして願わくば、その先にIBのような国際的な学びの道も残してあげたい。
この衝撃のアドバイスから、私は一度自分の目でインターナショナルスクールを見てみようと見学に行くことにしました‥‥‥!


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