みなさん、こんにちは!マーマです。 ハブ記事では、我が家が0歳からIB教育を意識し、プリスクールに通うまでの全体ロードマップをお話ししました。
「インターに通わせている」と言うと、よくこんな質問をされます。
「英語なら、普通の保育園に通いながら週1〜2回英語教室に通えば十分じゃない?」
「幼児期はお勉強より、のびのび遊ばせる方が大切なんじゃない?」
実はこれ、娘が0歳〜1歳の頃、私自身が周囲から実際にかけていただいた言葉そのものなんです。
家族からの「習い事で十分では?」というアドバイスも、小規模保育園の先生からの言葉も、みんな「娘にのびのびと幸せに育ってほしい」という温かい親心や思いやりから言ってもらえたことでした。
私自身、その意見には深く同意していました。「幼児期に限らず、のびのびと育ってほしいという思いから、そもそもインターに関心を持った」という側面があったからです。

では、なぜ私は「週1回の習い事」ではなく、「日常生活を英語環境に置くプリスクール」という選択をしたのか? 今日は、当時の葛藤と、私がたどり着いた当時の結論をお話しします。
1. 周りからの温かい心配。「のびのび育てる」ってどういうこと?
娘が1歳を迎える前後の頃。私がインターナショナルスクールやIB教育に興味を持ち始めた時、周囲の反応は慎重なものでした。
家族からは、「わざわざ日常を英語にしなくても、習い事で英語教室に行けば十分なんじゃない?」という意見。
そして当時通っていた小規模保育園の先生からも、娘の成長を心から喜んでくれつつも、「娘ちゃんは、とにかく動き回るのが大好きなお子さんですからね。のびのびと過ごさせてあげたいですね」と優しく心配していただきました。
どちらの言葉も、娘を想っての温かいアドバイスとして心に響きました。
私自身も、「小さな頃から詰め込み教育をして、子どもらしさを奪いたくはない」という想いが強くありました。だからこそ、のびのびと学べる環境に憧れて小学校でのインターを検討しているのに、結果として幼児期にプリスクールでお勉強に力を入れる環境を選ぶことになることが、「本当にこれでいいのかな?」と何度も自問自答したのを覚えています。
2. 私が惚れ込んだ「探究教育」と、それを支える土台としての「英語」
その「詰め込み教育になってしまうのでは?」という私の葛藤を吹き飛ばしてくれたのが、実際のインターナショナルスクールでの光景でした。
0歳児の時に見学した、IB(国際バカロレア)認定校の小学校。そこで私が見たのは、想像していたような「お勉強」とは全く違う光景でした。
- 1クラス15名足らずの少人数で、プロジェクターの画面を見ながら活発に意見を交わす子どもたち
- 「お友達と喧嘩した時にどう仲直りするか?」を、それぞれの自由な表現で描いたワーク
- 決まった席にずっと座っていなくても、「能動的に思考を巡らせていること」を正当に評価する仕組み
私が衝撃を受けたのは、「知識を詰め込む教育」ではなく、「子ども自身の探究心や発想力を引き出し、アウトプットする教育」でした。
私にとっての「のびのび」とは、単に体を使って遊ぶことだけではなく、「自分の頭で自由に考え、それを否定されずに発揮できる環境」のことだったのです。
吹き出し:私にとってインターを目指す理由は、単にテストのための「英語のお勉強」をさせることではありませんでした。「自分の頭で考え、表現する探究教育(IB)を受けさせたい。そして、その素晴らしい環境で学ぶためにも、将来世界と直接つながるためにも、確固たる土台となる『英語力』を最優先でプレゼントしたい」というのが本質でした。
3. なぜ「普通の保育園+英語の習い事」ではダメだったのか?
では、その「確固たる土台となる英語力」をどうやって身につけるか。
私は最初、「週1〜2回英語教室を選択できる普通の保育園やこども園に通う方法で何とかならないか?」と考えました。
①「日本語園+週1回の英語レッスン」の壁
実際に、週1回ほど英語レッスンを取り入れている保育園を3か所ほど見学しました。 ここでお伝えしておきたいのですが、週1回の英語教室にも、それだけの価値があると私は思っています。挨拶や数字、色、動物といった単語をこの時期から楽しく覚えられることは、それ自体とても意義のあることです。
また、フォニックスを取り入れている場合、ネイティブの発音や音の違いを聞き分ける力は、一般的に6歳頃までが育ちやすい時期だと言われています。この時期に、たとえ週1回であってもネイティブの発音に触れておくこと自体に、大きな価値があると思います。
しかし、実際に見学に伺ったうえで、私たち親子が目指したい方向性でシミュレーションしてみると、週1〜2回のレッスンで身につくのは、どうしても「アルファベット」や「単語」などの表面的なスキルが中心になると感じました。
私が理想とした「英語を使って自分の意見を表現する」という領域、いわば年長時点で小学校のインター環境へ飛び込むための導線としては、少し距離があると感じたのです。
英語を「勉強する科目」にするのではなく、「自分の考えを表現するためのツール(空気のような存在)」として日常に溶け込ませるには、やっぱり日常の時間を過ごす環境そのものを変える必要がありました。
これはあくまで、我が家が目指したい教育の方向性との相性の話です。週1回の英語教室でしっかりとお子さんの英語の土台を育てておられるご家庭ももちろんたくさんありますし、それぞれのご家庭が大切にしたい軸に合わせて選ぶのが一番だと思っています。
②「普通の保育園+週3日以上の英語教室」の壁
「環境を変えるのが難しいなら、英語に触れる頻度を圧倒的に増やせばいいのでは?」と考えた私は、次に「普通の保育園に通いながら、外部の幼児向け英語教室に週3日以上通う方法はどうか」と、時間や費用も調べ検討をしました。
しかしながら、この方法だと保育園から英語教室の送り迎えを一週間の中で日中に何度も行う必要があります。フルタイム勤務の私にとっては、物理的に現実的な選択ではないとすぐに断念せざるを得ませんでした。
③そして辿り着いた「プリスクール」という選択肢
「英語を空気のように吸収できる環境」と「働く親でも無理なく通わせられる現実的な仕組み」。 この2つの条件を同時に叶えてくれる場所を探し求めた結果、我が家にとっての最適解こそが「プリスクール(英語環境の保育園)」だったのです。
4. 結び:自分たちらしい「のびのび」の形を見つけるまで
周囲の心配に向き合い、自分自身の想いを深掘りしたことで、私の中でひとつの確信が生まれました。
「のびのび育てること」と「思考力や探究心を育む環境に置くこと」は、決して矛盾しない。
子どもが目をキラキラさせて自分の「なぜ?」を追いかけ、動いたり発言したりしながら能動的に学んでいく姿こそが、私にとって一番の「のびのび」だったのです。
もちろん、このあとも理想通りにはいかず、費用や手厚さ、預かり時間という「働くママのリアルな壁」にぶつかっていくのですが……(笑)。この現実の壁とどう向き合ったかは、別記事でお話ししているので、気になる方はそちらもあわせてどうぞ。
周囲の温かいアドバイスがあったからこそ、適当に流さず「我が家にとって本当に大切な教育とは何か?」を本気で考えることができました。今ではそのすべての経験に感謝しています。


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