第17話 「35歳を迎え、体外受精、始動」

第17話: 35歳という節目を迎え、より高度な体外受精への挑戦を決意した日の様子を描いた体験談マンガ

マーマ
マーマ

こんにちは、マーマです!いよいよ妊活編も第17話。 人工授精から体外受精へ。長期戦になると思い込んでいた私の予想を裏切り、治療はあっという間に「採卵」を見据えた準備へと進んでいきます。恐怖よりも「早く進める安心感」が勝っていた、第一歩目の等身大の日記です。 

第17話 「35歳を迎え、体外受精、始動」

今日のクリニック受診から、ついに体外受精に向けての治療が始まる。

クリニックのサイトで体外受精の大まかな流れは事前に確認していた。

「採卵」という文字を目にするたびに正直怖さはある。でも、卵管造影検査も人工授精も乗り越えてきた。採卵もきっと何とかなる——そう自分に言い聞かせながら、クリニックの扉を開けた。

診察室に入ると、先生が改めて

先生
先生

では、体外受精で進めますね

と確認してくれた。

私は

マーマ
マーマ

はい、お願いします

と、自分でも驚くくらい落ち着いた声で答えた。ここまで来たら、覚悟は決まっている。

そこから体外受精の説明が始まった。

まず今日は、ペラニンデポーという注射を打つ。この注射の効力は1週間ほど続き、その後はプラノバールという飲み薬で卵巣を休ませてホルモン状態を整えていくと説明を受けた。次の周期で卵胞を均一に育てやすくするための準備とのことだった。鼻がムズムズしそうだな、と思いながら聞いていた。

さらにプラノバールを開始した1週間後からはブセレリンという点鼻薬も加わると説明された。

そして来月、生理が来たらその2〜3日目に受診し、そこから数日間注射を続けて卵胞を育て、採卵へと進むとのことだった。

とにかく、ひたすら卵胞を育てる。それがこの治療の核心らしい。頭では理解しながらも、「来月にはもう採卵」というスケジュールには素直に驚いた。

説明が終わると、さっそくペラニンデポーの注射。筋肉注射ということで身構えていたけれど、たいして痛くなかった。ほっとした。

マーマ
マーマ

採卵の時も卵管造影検査と同様に静脈麻酔で実施してもらいたい希望をこの時に伝えておきました。そのこともあって、少し気持ちが軽くなれたと思います。

クリニックを出ると、じんわりと緊張がほぐれていくのを感じた。怖いことばかり想像していたけれど、一つひとつ向き合ってみれば何とかなってきた。採卵も、きっとそうだろう。

体外受精というと一つ一つのステップが長期戦のイメージがあったけれど、診療方針によっては早く採卵まで進むケースもあると知った。

身体への負担がどれくらいのものなのか少し警戒する部分はあるけど、私の心は早く妊娠にたどり着けることを期待していて、このスピード感が安心する部分もある。一つひとつ、自分のペースで向き合っていこうと思う。 

※ペラニンデポーは2022年に販売中止となり、現在は同成分「プロギノンデポー」に変更されています。


※当ブログは個人の体験談であり、医療的アドバイスを提供するものではありません。検査や治療の内容・効果には個人差があります。必ず専門医にご相談ください。


マーマ
マーマ

「注射も痛くないし、意外とスムーズにいけそう!」と、クリニックを出る頃にはすっかり安心しきっていた私。 

――と、ポジティブに締めくくりたかったのですが、体外受精の「本当の壁」は別のところに潜んでいました。次回(第18話)、準備期間のお薬で、これまでにない過酷な体調不良に襲われることになります。 

[📅 今、ここを読んでいます] 

・このエピソード:妊活編第17話 「35歳を迎え、体外受精、始動」

 ・最初(第1話)から読む:[リンク] 

・【全35話】不妊治療スケジュール一覧:[リンク]

コメント