第3話:「妊活はじめて一年あまり、私はもう”不妊症”なんだ 」

妊活開始から1年が経過し、自身が不妊症かもしれないと自覚し始めた心の葛藤を描いた体験談マンガ 妊活編

【33歳からの妊活・不妊治療】仕事と両立を夢見た35話の軌跡

こんにちは、マーマです!

[前回(第2話)]は、初めて排卵検査薬を使い、くっきりと出た赤いラインに「今月こそ!」と希望を持った日のことを綴りました。

今回の第3話は、そこからさらに時間が経過した頃のお話です。
排卵日もタイミングも間違っていないはずなのに、気がつけば妊活を始めて1年以上が経っていました。周囲の妊娠報告への複雑な思いや、35歳を目前にして突きつけられた「不妊症」という現実への葛藤を、ありのままにお話しします。

※このシリーズ(全35話)に込めた私の想いや全体像は、[こちらのダイジェスト記事]からご覧いただけます。

第3話 「妊活はじめて一年あまり、私はもう”不妊症”なんだ 」

いやー、妊娠しないね。

次こそはって、ずっと自分を鼓舞してきた。それなのに気づけば1年以上が経ってしまった。毎月、排卵検査薬の判定ではしっかり陽性が確認できている。タイミングだって間違っていないはずなのに、それでも妊娠できない。

2ヶ月前には、夫と一緒に子授けのご利益があると言われる神社へお参りに行った。そんなにすぐ期待したら神様に失礼かもしれないけれど、藁にもすがる気持ちだった。二人で手を合わせながら、こんなに真剣にお願いごとをしたのはいつぶりだろうと思った。帰り道、夫と「来年はここにお礼参りに来られるといいね」と話した。その言葉が、今も少し胸に残っている。

それにしても、子どもが欲しいのに授からないという悩みは、どうしてこんなにも心に引っかかり続けるのだろう。他のことなら「まあいいか、なるようになるか」と大らかに構えられる方だと思う。でも、子どもを授かりたいという気持ちだけは、どうもそうはいかない。気持ちを切り替えられる人もきっといるんだろうけど、私にはちょっと難しそうだ。

特につらいのは、周囲の妊娠報告を聞くとき。心から祝福したい気持ちはあるのに、それと同時にじわりと胸が痛くなる自分がいる。そういう自分が嫌で、またさらに落ち込む。この繰り返しだ。SNSで妊娠報告や赤ちゃんの写真が流れてくると、思わずスクロールを止めてしまうようになった。こんな気持ちになるなんて、妊活を始める前は想像もしていなかった。

そろそろ不妊治療に踏み出さないといけないのかな。一般的に、健康な男女が避妊をせずに性交を継続した場合、1年以内に約80%が妊娠するといわれている。この1年妊活を続けてきた私にとって、8割近くが1年以内に妊娠しているという事実は重い。

不妊症の定義は一般的に、避妊をせずに1年間妊娠しない場合とされている(※参考:日本生殖医学会「不妊症とはどういうものですか?」)。この言葉を自分に当てはめてみると、「ああ、私はもう”不妊症”なんだ」と、現状を突きつけられてしまった。認めたくない気持ちがまだあるけれど。

できれば不妊治療なんてせずに自然に妊娠したい。怖いし、正直イヤだ。「まずは食事の見直しや生活習慣の改善で、できることから取り組んでみようかな」「漢方を試してみるのはどうだろう」と、まだ別の道を探している自分もいる。ただ、そういう選択肢も含めて、一度専門医に相談してみるのが一番なのかもしれないとは、薄々わかっている。

本当は、排卵検査薬を使ってタイミングを図り、6ヶ月続けてもダメだったら不妊治療を考えようと思っていた。でも踏ん切りがつかないまま、さらに一年が過ぎてしまった。もうすぐ35歳になる。排卵検査薬を使い始める前からカウントすれば、すでに15ヶ月が経過している。

35歳という数字は、産婦人科の世界では「高齢出産」の境界線とされている。その言葉が、ずっと頭の片隅にある。焦りたくはないけれど、時間は確実に進んでいる。

たぶん、一度きちんと病院で診てもらった方がいい。頭ではわかっている。あとは、私が一歩踏み出せるかどうか、だ。


※当ブログは個人の体験談であり、医療的アドバイスを提供するものではありません。不妊に関するお悩みは、必ず専門医にご相談ください。


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