第4話:「気持ちの整理のため占いへ 」

病院へ行く勇気が出ず、占いで不妊治療の開始時期を相談してしまう不安な心境を描いた体験談マンガ 妊活編
病院へ行く勇気が出ず、占いで不妊治療の開始時期を相談してしまう不安な心境を描いた体験談マンガ

【33歳からの妊活・不妊治療】仕事と両立を夢見た35話の軌跡

こんにちは、マーマです!

[前回(第3話)]は、妊活開始から1年が経過し、「不妊症」という言葉の重みや、病院へ行くことへの恐怖と葛藤についてお話ししました。

今回の第4話は、そんな足踏み状態だった私が起こした、ちょっと意外な行動について。 「病院へ行く前に、とにかく誰かに背中を押してほしい……!」 迷いと不安でいっぱいだった私が、気持ちの整理をつけるために向かったのは、「占い」でした。

※このシリーズ(全35話)に込めた私の想いや全体像は、[こちらのダイジェスト記事]からご覧いただけます。

第4話 「気持ちの整理のため占いへ 」

そろそろ、腹をくくらないといけないのかもしれない。

普段、占いによく行くタイプではない。でも今は、知り合いでも身内でもない人に悩みを打ち明けて、背中を押してもらいたかった。見ず知らずの方から助言をもらえるからこそ、相談させてもらった後でも私の受け止め方は自由で、行動してもしなくても良い、そんな気持ちもあった。医療的な答えが得られるわけではないとわかってはいるけれど、今の自分には「気持ちの整理」がまず必要だった。

実はずっと、文字にして残すのを意識的に避けてきたことがある。書いてしまうと、本当にそうなってしまいそうで怖かったから。でも正直に言うと、結婚前からずっと、どこかで感じていた。妊活を解禁してもトントン拍子には自然妊娠できないんだろうな、という予感を。根拠はない。ただ、そういう気がずっとしていた。それでも不妊治療というものが怖くて、どんな施術なのかを調べることすらできずにいた。できることなら、何もしないまま自然に妊娠したい——その気持ちは今も変わらない。

でも同時に、「このまま何もしないでいる時間」のほうが、もっと怖くなってきた。年齢のこともある。もし将来後悔するとしたら、「やってダメだった」より「やらなかった」ほうがずっと悔いが残る気がして。

そんな気持ちの狭間で、占いに行ってみることにした。思い立ったら吉日。友人に紹介してもらったところは予約でいっぱいだったので、当日でもすぐ見てもらえる先生を探して、早速足を運んだ。最初から2人の先生に相談してみようと決めていた。占いにもセカンドオピニオンがあっていい、と思って。

1人目の先生:「前世でトラウマ?」

まず1人目の先生に相談した。先生は「では訊いてみますね。」と1分くらい沈黙の時間を経て、私の前世の話になった。”前世に出産へのトラウマがある”とのこと。

ただ、結論から言うと、妊娠できるともできないとも、はっきりとした答えはもらえなかった。少し拍子抜けしたけれど、もともと息抜きが目的だったので次へ——。

2人目の先生:「大丈夫」というひとこと

2人目の先生のところへは、すでに1年以上妊活していることはあえて伏せて訪ねた。「仕事が一段落したので、そろそろ妊活を始めようと思っているのですが、私は妊娠できそうでしょうか」という切り出し方で。

ところが返ってきたのは、「妊娠・生死に関わること、試験の合否についてはお答えしないことにしているの」という言葉だった。思わず落胆した。

でも少し間をおいてから、先生はこう続けた。「まぁ、わかるんだけど言ってはいけなくて。長年不妊治療をされている方でも、できないとわかることはある。でも言ってしまうと……繊細なことだからね」と。

私が「わかりました」と寂し気に答えてから、他には特に聞きたい相談はなかったけれど他愛のない質問をさせてもらった。

すると、終わりがけに先生は、タロットカードも使わず、私の顔のほくろの位置、手のひら、手首などを無言で一つ一つじっと確認して、「うん。大丈夫そう。」と小さな声でポツリと言ってくれた。主語はなかったけど、その言葉はおそらく妊娠についてのことだった。

いわゆる”見えた”というよりも、統計的・経験的な観点からみてもらった印象だった。私は驚いて先生を見つめた。先生は笑顔だった。

もちろん、これは占いだ。医学的な根拠があるわけでも、保証されたわけでもない。でも、この日私が本当に必要としていたのは、データでも診断でもなく、「大丈夫」というその一言だったのかもしれない。

前に進むための後押しは確かにもらえた。次は、ちゃんと病院の予約を入れようと思う。


※当ブログは個人の体験談であり、占いは医療的判断の根拠にはなりません。不妊に関するお悩みは、必ず専門医にご相談ください。


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