第6話 「ついにクリニックへ——初診でいきなり”不妊治療”が始まった日」

第6話: 緊張しながら不妊外来の門を叩き、初診から本格的な治療が始まった日の様子を描いた体験談マンガ

マーマ
マーマ

こんにちは、マーマです! いよいよ第6話、ついに不妊治療クリニックの扉を叩きます。 電話をかけるだけで心臓がバクバクし、内診台では思わず変な声が出てしまったあの日(笑)。覚悟を決めて踏み出したものの、初日から想像以上のスピードで「不妊治療」が幕を開けました。一人で悩んでいた時間が終わり、専門家のリードで一気に新しいステージへと引き上げられた当日のレポをご覧ください!

第6話 「ついにクリニックへ——初診でいきなり”不妊治療”が始まった日」

電話をかけるだけなのに、妙に緊張した。

深呼吸をしてから、クリニックへ電話を入れた。「不妊治療を希望していて、予約を取りたいのですが」。受付の方は優しい口調で丁寧に対応してくれて、初診の日がすんなり決まった。そして「初回は超音波検査と血液検査を行います」と伝えられた。具体的な治療のイメージなんてまだ全然できていなかったから、初回からいきなりしっかり始まるんだと少しビビった。でも同時に、迷わず引っ張ってもらえる感じがちょっと嬉しくもあった。

予約を入れてから当日まで、気持ちは落ち着いているようで落ち着いていなかった。「何を着ていけばいいんだろう」「問診票には何を書くんだろう」「先生はどんな人だろう」——そんなことをぐるぐると考えながら過ごした数日間だった。クリニックのウェブサイトを何度も読み返して、少しでも「知っている場所」にしておこうとしていた自分がいた。

そしていよいよ、当日。

クリニックは産科も併設しているところだったが、受付を済ませると待合室は不妊治療と産科でしっかり分けられていた。正直、これはありがたかった。妊婦さんたちと同じ空間で待つのは、今の自分にはまだきつかったと思う。

不妊治療側の待合室に入ると、席はほぼ埋まっていた。こんなにたくさんの人が通っているのか、と圧倒された。でも同時に、自分だけじゃないんだという不思議な安心感も芽生えた。

新参者の私は、番号を呼ばれるのを緊張しながらじっと待った。

やがて番号が呼ばれた。

先生
先生

「診察は初めてですね。ではさっそく隣で診ましょう」

案内されたのは診察台のある部屋。椅子に座るような体勢で横になった瞬間、器具が入ってきた。初めての診察でただでさえ心臓がバクバクしているのに、さらに拍車がかかって、思わず小声で「ヒッ」と声が出た。

カーテン越しに先生が器具を横に傾けながら卵巣をチェックしているようで、目の前のモニターにも映像が映し出されているのだけど、素人にはまったく何が何だかわからない。それでもたった30秒ほどの確認で、「ちゃんと卵が育っててもうすぐ排卵ですね」という言葉をもらえた。

続けて先生から、「ちょうど排卵が近いタイミングですね。せっかくなのでヒューナーテストをしましょう。」と提案された。ヒューナーテストとは、性交後に子宮頸管の粘液を採取して、精子が正常に動いているかどうかを確認する検査のことだ。できれば今日中に性交を済ませて、翌日その後の状態を確認するという流れだという。初診でまさかそこまで進むとは思っていなかった。

その後、別室に移動して採血も済ませ、その日の診察は終了した。採血は数項目にわたっていて、ホルモン値や感染症の有無など、さまざまな角度から状態を確認するためのものだと説明された。結果が出るまで少し時間がかかるとのことで、次の診察でまとめて聞くことになった。

帰り道、なんだかぼんやりしていた。怖かったし、戸惑いもあった。でも確かに、今日から勢いよく”不妊治療”が始まった。もう引き返せないというより、改めて妊活に向け新たなステージに立てた、そんな感覚だった。


※当ブログは個人の体験談であり、医療的アドバイスを提供するものではありません。不妊治療に関するお悩みは、必ず専門医にご相談ください。


マーマ
マーマ

初めての内診台で「ヒッ」と小声が漏れてしまった初診日。今思い返しても、あの時の緊張感と戸惑いが鮮明に蘇ってきます。でも、先生に引っ張ってもらえたことで、「やっと動き出せた」という不思議な安心感がありました。 しかし、「いきなりしっかり始まるんだな」という私の直感は、この後さらに的中することになります。次回(第7話)、怒涛のスピードで不妊治療の「最初の関門」が立ちはだかります! 

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